最近お昼はカップヌードルをよく食べるもりおじさんです。
今はシーフードが一番好きで、お酢をちょい足して食べるのが好み。
余談はおわり。本題入ります。
白飛びと黒つぶれ
みなさんは写真を撮っている時、白飛びや黒つぶれを経験したことがありますか。
↓のような感じです。
白飛びはこんな写真
写真を明るく撮ろうとしすぎて、ビルや橋などの灯り部分が白くなりすぎていると思います。
こういう、明るさを表現しきれず白くなってしまうことを白飛びといいます。
黒つぶれはこんな写真
続いては写真を明るく撮ることに気を付けて暗く撮ろうしたら暗くし過ぎてしまった場合です。こうなると川や空が暗くなりすぎて黒くなってしまっていると思います。これを黒つぶれといいます。
こうした風景内に明暗がはっきりしている場所を撮る際には白飛びや黒つぶれが起きやすくなり、自分の見た景色とは違ってしまう場合が多々あるかと思います。
これは人間の目で認識できる光の幅よりも、カメラが認識できる光の幅が狭いために起こります。
自分でははっきり見えていてもカメラでは認識しきれず白飛び、黒つぶれしてしまうのです。
この光の幅のことをダイナミックレンジといいます。
ではこちらの写真はどうでしょうか。
明るすぎず、暗すぎず、くっきりとした印象の写真ではありませんか?
(もし、良い写真と思ってくださったらありがたい限りです・・!!)
この写真は「HDR合成」という技法を使っていて、普通とは少し異なった趣になっているかと思います。
今回はその「HDR合成」について書いていきたいと思います。
HDRとは?
そもそもHDRとはなんでしょうか。
HDRとは「ハイダイナミックレンジ」 の略称で、ざっくりいうと通常のダイナミックレンジよりも広い明るさの幅を表現する技術のことを指します。
今ではスマホでもHDRモードで写真が撮れるものもあるので、知っている方は多いかもしれません。この技術を使うことで、白飛びや黒つぶれを少なくしつつ明暗の表現幅を広くできるようになります。
HDRな写真にするには?
では白飛び黒つぶれを抑えたHDRな写真にしていきましょう!
やり方として、私の知っている方法では二点あります。
- 三枚の明暗別写真をHDR合成する
- カメラのHDRモードで撮影する
今回はタイトルにある通りHDR合成をしたいと思います。
HDR合成してみよう
合成のための写真を三枚こちらに用意しました。
- ベースになる明るさの写真
- ベースより明るく撮影した写真
- ベースより暗く撮影した写真
そして用意したこの三枚の写真を…
フュー〇ョン!!!パッ!(HDR合成)
いかがでしょうか。
最初この写真を見た時は、自分でもこういう表現を出来るようになるのかとワクワクしました。
HDR合成には今回Luminer4というソフトを使用しました。
手順としては簡易ですが、ソフトでの操作説明は今回割愛します。また何かの機会に。
まとめ
自分がみた風景を残したい時、カメラのダイナミックレンジでは足りないと思う時があります。
HDRの写真は見たままの光景により近い感動を残せると感じました。
合成という手法ではありますが、感動を伝える手段としてとても良いと思います。
興味をもたれた方は、まずはカメラやスマホのHDR機能を使ってみるのはいかがでしょうか。
きっと、今までとは違った感動が得られると思います。
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